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3月21日ヌーンレポート
位置:16-38.3N 150-35.3E | |
船内時刻 2019/03/21 12:00 | |
日本時刻 2019/03/21 10:30 | |
天 候 | 晴 |
海水温度 (℃) | 29.2 |
風 力 | 3 |
風 向 | 北東 |
気 温 (℃) | 27.8 |
気 圧 (hPa) | 1011.5 |
風 速 (m/s) | 4.1 |
波 高 (m) | 0.2 |
昨日、21:00⇒20:30とする時刻改正を行いました。日本との時差は1時間30分です。
現在、サイパン島の東北東約280海里付近を、順調に航行中です。
本日の昼食は釜玉うどん、ニラ饅頭、フルーツポンチです。
団役員レポート
吉田一也 団長
2018年度洋上卒業式が太平洋上(北緯17.00度、東経150.2度)、晴天のもと挙行されました。洋上卒業式は、海外研修航海の期間中に札幌・湘南・熊本の各キャンパスで挙行される学位授与式と同等の扱いで、望星丸の船上で大学院修了生と学部卒業生に対して、学位授与を行うものです。
本年度は、団役員で医師の金伯士先生が大学院医学研究科を修了し、博士(医学)の学位を授与されました。望星丸の洋上卒業式で博士の学位記が授与されたのは今回が初めてのことです。研修生については、学位記(学部)が授与された者が10名、海洋学部航海工学科航海学専攻の学位記(学部)が授与された練習生が24名でした。
在学生代表送辞は、体育学部3年次の木下優子さんより、研修航海の船内という限られた空間での共同生活の中で、4年生が発揮したリーダーシップに対して感謝の言葉が述べられました。卒業生代表答辞は、研修生からは法学部4年次の野口陽里さんから、研修航海における下級生の協力に感謝の言葉と今後社会に出ていく卒業生としての強い決意が述べられ、練習生代表答辞は工藤紘輔さんより、船員という自身の夢の実現に向けて、今後の抱負が述べられました。
洋上卒業式終了後は、練習生が恒例の帽子投げを行って卒業の喜びを表現し、出席者全員での集合写真撮影や友人との記念撮影を楽しんでいました。今回の研修航海で40日以上を共に過ごし、キャンパスや学部学科、学年の垣根を越えて、本当の「仲間」としての絆を感じる瞬間でもありました。
夕食後には、学生食堂において学生企画「卒業生を送る会」が行われ、修了生・卒業生合わせて35名のお祝いを全員で行いました。クイズ等のゲーム企画から音楽部の演奏、在学生から卒業生一人ひとりへの感謝の寄せ書きの贈呈など、笑いあり涙ありの楽しいひと時を過ごしました。卒業生の小菅穂菜水さんと荒川朋香さんは、「1年次に海外研修航海に参加した時に、自分も洋上で卒業を迎えたいという強い決意をしました。その夢が実現できて本当にうれしいです。研修生と団役員の皆様全員に感謝しています。」と感謝の言葉を述べていました。
13班レポート
仲宗根智弥、結石将太、山本知樹、池田英樹、雨宮哲也、平野悦生ルカ、卯花航己
海外研修航海も残すところあと少しになりました。今日は洋上卒業式が行われました。太平洋の上で天候にも恵まれた中、お世話になった研修生と練習生の晴れ姿がとても素敵でした。在学生代表の木下さんの素晴らしい送辞と、卒業生代表の野口さんの素晴らしい答辞に、卒業生・在学生が涙していました。暑い中の式でしたが無事に終えることができました。
夜は卒業生を送る会をしました。卒業生を送る会の委員が一生懸命に学生食堂を装飾した会場で行われました。いろいろな催し物があり、その中でも卒業生に班員が色紙を渡す場面がとても感動的でした。卒業生からもお礼の出し物があり、とても面白く盛り上がりました。
今日1日を終え、4年生の存在の大きさを改めて感じました。私たちも4年生を見習って、皆を引っ張れる存在になりたいと思います。
今日も濃厚な1日を過ごさせていただきました。残り少ない海外研修航海を後悔のないように、しっかりと楽しんで思い出を作っていきたいと思います。
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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。