2月7日


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2月7日

位置:16-41.6S 155-22.9W
船内時刻 2019/02/07 12:00
日本時刻 2019/02/08 07:00
天 候
海水温度 (℃) 29.2
風 力 4
風 向
気 温 (℃) 30.0
気 圧 (hPa) 1010.3
風 速 (m/s) 6.6
波 高 (m) 1.0

昨日から、凪よく順調な航海をしています。
現在、パペーテまで残航程約350海里を順調に航行中です。


岡部特派員レポート

本日は、午前・午後をとおして、主にB日程コース参加者を対象とした船内見学ツアーを行ないました。一等航海士から救命設備と信号(旗・形象物)および研究室内の海洋観測設備について、三等航海士からブリッジの計測機器について、三等機関士から機関室について、それぞれ説明いただきました。

また、事務長と司厨長から、調理室および冷蔵庫・冷凍庫の説明を聞きました。私たちが頂いている毎日の食事には、新鮮な生野菜が出てきますが、この冷蔵庫で計画的に管理されています。清水港を出港してから既に20日が経ちますが、いまだに新鮮さを保っていることに驚きます。

いよいよタヒチも2日後に迫ってまいりました。
事務長から入国手続きなどの諸注意事項について説明していただきました。タヒチは楽しみでもありますが、この旅ももうすぐゴールだと思うと、なんだか寂しくなりますね・・・

そうそう、ずっと書きそびれていましたが、本船には船員のほかに、24名の練習生も乗船しています。彼らは海洋学部航海工学科航海学専攻4年次生で、航海士を目指す学生さんたちで
す。この航海の間、日夜さまざまな船上実習(ブリッジ当直、観測、甲板作業など)を積み、その合間に資格取得のための勉強にも励んでいます。

3月25日には洋上で卒業式を迎えるわけですが、その後も更に半年間、乗船実習課程生として本船で実習を続け、9月に社会へ巣立っていきます。私たちが彼らと交流する機会は限られているのですが、彼らが後部甲板で休憩しているときやブリッジで当直しているときに、彼らと会話することを私たちはいつも楽しみにしています。

望星丸での経験を生かして立派に活躍されますように応援しています!

一等航海士から海洋観測設備の説明を聞いています

調理室見学

練習生天測風景

練習生船体整備作業風景


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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。