3月18日(月)


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3月18日ヌーンレポート

位置:06-58.7N 158-12.1E
船内時刻 2019/03/18 12:00
日本時刻 2019/03/18 10:00
天 候
海水温度 (℃)
風 力 3
風 向
気 温 (℃) 25.8
気 圧 (hPa) 1010.7
風 速 (m/s) 5.3
波 高 (m)


現在、ポンペイに停泊中です。船内外異常ありません。
本日、研修団は選択研修の予定です。

現地スタッフレポートをご覧ください

団役員レポート
中村隆志 団役員

本日は、ポンペイ寄港地研修の2日目で、①文化遺産コース(ナンマドール)、②歴史戦跡コース(ソケース・ランガル)、③自然体験コース(マンタロード)の3コースの選択研修が行われました。

ナンマドール遺跡は、ウテロール王朝の中心地で、12世紀頃に建設されたといわれている、海に面した水上都市跡です。石造りの建物の跡は、太陽の光が差し込むようになっていて、その中に入って見学しました。膝上まで水に浸かるところを進むと、祭壇があり、学生たちは思い思いにお祈りをしていました。

ソケースマウンテンとランガル島は、旧日本軍の防衛拠点でした。アップダウンが厳しく、木々が倒れ、足元がぬかるんだ道なき道を進むと、大砲や塹壕などが野晒しで昔の姿をとどめていました。この険しいジャングルを先人が重い荷物を背負って進んだということ、そして激しい戦闘が繰り広げられたということに思いを馳せつつ、神妙な面持ちで見学していました。

マンタロードは、運がよければ多くのマンタに出会えることもある人気スポットです。ここは、マンタが体についた寄生虫などを小魚に掃除してもらう場所(クリーニングステーション)だそうです。今回は幸いにもマンタに出会うことができ、シュノーケリングを満喫することができました。

それぞれのコースで皆が貴重な体験をして、最後の寄港地研修をたいへん有意義なものとすることができました。


5班レポート
三部捺美、杉山優、徳長悠、木下優子、宮原冴佳、坂井果歩、大泉舞華


今日はポンペイ滞在2日目で選択研修がありました。世界遺産であり危機遺産でもあるナンマドール遺跡を巡る文化遺産コース、戦争時の戦跡を巡る歴史戦跡コース、マンタロードでシュノーケリングを行う自然体験コースの3つに分かれ活動しました。
文化遺産コースではマングローブの足場の悪い中を進みながら遺跡群のひとつに辿り着きました。重機などが存在しない数千年も前に大小様々な石が積まれ、あのような建造物が造られたことは本当に驚きでした。
歴史戦跡コースではソケースマウンテンに登り、当時使われていた戦車や大砲を見ることができました。時間が経ち錆や劣化が進んでいくと同時に、私たちの記憶も風化されていく現状について色々と思うところがありました。
自然体験コースでは世界的にも有名なマンタロードでシュノーケリングを行い、例年より多い数のマンタを見ることができました。運良くブラックマンタも見ることができ、とても貴重な経験になりました。
ポンペイで最後の寄港地となり、この航海が終わりに近づいていることを実感してさみしく感じています。残り10日を切り帰国するのを残すのみとなりましたが、最後まで全員で楽しんでいきたいと思います。


選択研修 ナンマドール遺跡(文化遺産コース)

ナンマドール遺跡を散策する学生たち(文化遺産コース)

選択研修 マンタロードのポイントに移動する学生たち(自然体験コース)

マンタロードでシュノーケリング(自然体験コース)

ソケースマウンテンを登る学生たち(歴史戦跡コース)


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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。