1月28日

昨日、21:00⇒21:30と30分早める時刻改正を行いました。日本との時差は2時間30分です。
現在、マーシャル諸島共和国・マジュロ南西約３００海里を航行中です。海上は穏やか、順調な航海です。

参加者の皆さんは旅の疲れがやや出てきているものの、体調を崩すこともなく、毎回の食事も完食されるほど元気でいらっしゃいます。

本日の午前のプログラムは、ロープワーク応用編として、甲板長からスプライスを教えていただきました。スプライスとは、ロープとロープを編み込んで組み継ぎする技術のことをいいます。

学生時代に参加した第10回海外研修航海でスプライスを習った稲次宏史さんは、「あの時は見ていただけでやり方が分からず、以来ずっとモヤモヤしていましたが、今日は実践することができて、やっと理解できました。40年来の心の澱が取れた感じです！」と喜んでいらっしゃいました。

午後は、機関室を見学させていただきました。機関室は船底に近い部分にあり、本船の動力のほか、電力や配水など船内生活に欠かせない設備も管理されています。機関士の方々とは接する機会が少ないのですが、正に縁の下の力持ちとして支えてくださっております。

ロープワーク応用編を、甲板長から教わります

甲板長から、スプライスの手ほどき指導

スプライス、できるようになりましたでしょうか

機関室見学　真剣な眼差して機関士のお話を聞く

※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。