1月29日

1月29日

岡部特派員レポート

午前10時57分（日本時間：午前7時57分）、本船は汽笛とともに赤道を通過いたしました！ブリッジでは、通過の瞬間を見定めようと船員も練習生も大勢集まりとても賑やかです。

空は広く晴れ渡り、風も波も穏やかな海況が続いています。本船の行く方向には鯨の群れが３回も現れ、赤道通過にふさわしい日になりました。

午後は、赤道祭セレモニーを執り行いました。赤道祭とは、赤道を無事に通過するための儀式として始まったのが由来とされ、現在でも世界各国の船舶で赤道を通過する際に行なわれているそうです。

事前に赤道通過時刻の予想クイズを出し、実際の通過時刻に一番近い時刻を見事予想した花島純一さんには、特賞として特製Ｔシャツをプレゼント！一番遠い時刻を予想した松尾守之さんには、海の神ポセイドンとなって赤道通過に必要な鍵を船長に渡す役を演じていただきました！

また、船長からは赤道通過証明書を一人ずつ頂きました。ささやかながら、航海の無事をお祈り出来た気がいたします。

花島純一さんのコメント

「予想通過時刻は、実は計算ミスしてしまいましたが、偶然当たってしまいました（笑）」

松尾守之さんのコメント

「出港して９日目、いよいよ赤道通過。予想時刻を当てるクイズがありました。私の予想は見事に大きく外れました。そのおかげで赤道通過の儀式ではポセイドン役となり、船長に通過の鍵を渡す役割を演ずることになりました。大変光栄であり、また長い人生で初めての体験をさせていただいたことに対し、感謝の気持ちでいっぱいです」

赤道通過時間当てクイズの賞品を手に、船長と記念写真

ポセイドンから赤道通過の許可を得た船長が、通過に必要な鍵を受取ります

船長直筆署名入りの赤道通過証明書です

※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。